勉強の決意表明

一昨日のワークアウトによる筋肉痛がまだ残ってて、太もも全体が痛い・・・。

子供の世話って立ったり座ったりが多いのだけど、立つにも座るにも痛くて動作がゆっくりになっちゃう。明日には良くなっているといいな。

 

さて、今日は勉強の話。

 

政府が「育休中にリスキリングを」みたいなこと言って炎上したりしてましたが、24時間を通して赤ちゃんの世話してると自分の時間なんてほとんどないし、あったとしても疲れて眠くて勉強どころじゃないですよ。

せっかく働いてないのだから育休の機会に何かスキルを高めたいな。なんて考えられるママはスーパーウーマンです。

 

子育ての難しいところは、子どもが成長していくところです。

は?何言ってんの当たり前じゃん、と思うでしょ。子を育てるんだから子は育つやろ、と。

 

私が言いたいのは、「経験値ゼロから試行錯誤して、うまくいったり失敗したりを繰り返しある程度慣れてきてシステム化したりマニュアル化した頃には、もう初期の赤ちゃんではなくなっている」ということです。

「得た知見 活かす頃には 通用せず」 思わず川柳にしてもた。

 

たとえば、新生児の頃の授乳の間隔やらおむつ交換のタイミング、どうやったら寝てくれるか、肌着は何枚着せればいいか、とか、無数のクエスチョンがあって、産院で教わったやり方でバッチリの場合もあれば、全然違うってこともある。育児書とかSNSの情報とかを参考にしてみても、うまくいくこともあればダメなこともある。個人差がありすぎる。正解がない。ベストな方法かはわからないけど、やっとベターな方法を見出して安堵すると、赤子の成長に伴い違うやり方を考えさせられる。新生児と生後1ヶ月児でも違うし、1ヶ月児と2ヶ月児も違う。赤ちゃんの成長は早いけど、グラデーションのように毎日少しずつ変わっていくので、頻繁にアップデートが入るゲームのようだ。気づかない間にステイタス調整が入り、ゲームルールも微妙に変わっていく。ミルクの量や間隔や睡眠時間、朝晩の区別、興味を持つ対象(どんなおもちゃが適しているか)、離乳食が始まれば離乳食の量、種類、調理方法、食材のサイズ、食べさせ方、も1ヶ月ごとくらいでどんどん変わる。体の動作についても、生後3ヶ月ごろから寝返りが始まり、うつ伏せで寝させたら危険だとか、寝返りをマスターすると行動範囲が広がるのでスペースの確保が必要だとか、ずり這いし始めるともう家の中そこらじゅう探検し出すので家具の配置や危険物の除去、コンセントや配線のケア、段差の解消なども対策が必要になる。

 

長々と書いてしまったけど、とにかく育児って同じことの繰り返しに見えて、全然違う。子供の成長や個性に合わせて臨機応変に柔軟に変化をし続けるのが育児だ。こんな壮大なことをしながら、合間に勉強なんて無理でしょう。というか、我が子の成長を見守るという最高にハッピーで二度と訪れない奇跡的瞬間を、勉強なんかしておろそかにしたくないよ。

朝から夜まで濃密に過ごす親子時間なんて、今しかない。たくさんの愛情を与えてあげたい。

 

そういう考えの私が、勉強を始めた訳を、今から説明します。

 

現在息子は生後9ヶ月。ブロックや積み木やぬいぐるみ、ボール、絵本、ガラガラなど色んなおもちゃに興味津々。機嫌が良ければ1時間近く1人で遊んでくれることが多くなった。

1人で遊んでくれている合間は、料理したり掃除したり家事が捗る。

どうしても構ってあげられない時はハイチェアに座らせてYOUTUBEで英語の歌を聞かせる。うまくいけば30分くらい大人しく見ていてくれる。

ハイハイは上手にできるけど、立っちはまだ不安定。大体10秒前後で座っちゃう感じ。

立っちをマスターして歩けるようになると、散歩に出掛けて外でたくさん歩かせたりするようになるんだと思う。歩けるようになるまでのここ数ヶ月が家の中で長く過ごせる期間だと思ってる。

 

私は今、2ヶ月後に控えたヨーロッパ旅行に向けて、ダイエットしている。

健康的な食事と、運動。少しずつだけど、効果は出てきている。

ダイエットを始めて3週間ほどたつが、これから中だるみが来る気がする。

体重がなかなか減らない停滞期が来て、ヘルシーな食事にも飽きて、ついつい甘いものを食べてしまう、とか、爆食いしてしまう、とか。自分の性格的に起こりそう。

 

何かに集中して打ち込むことができれば、食べ物のことを考える瞬間が減るのでは?

と考え、旅行までの期間に外国語を学習することを決めた。

旅行の行き先はイタリア・スペイン・フランス。英語が全く通じないわけではないだろうけど、せっかく行くなら少しはその国の言葉を理解してから行きたい。

私は大学時代の第二外国語は中国語だったので、この3カ国の言葉はまったく触れたことがない。

昨日、本屋さんに行って、参考書を買ってきた。

一番やさしそうなものを選んだ。

イタリア語、スペイン語、フランス語、どれかひとつだって学ぶの大変なのに、3カ国語もできるのか?私。

ま、全然身に付かなかったとしても、2ヶ月みっちり勉強すれば少しは役に立つでしょう。

役に立たなかっとしても、言語に触れることでその国の文化や歴史みたいなものを肌で感じるから、無駄にはならないと思う。

 

正確性は後回しにして、ひとまずざーっと読む。この参考書はすべて音声ダウンロード付きなので、音を聞きながら真似して声に出しながら読む。1周目には10日くらいかける。

2周目は書きながら読み進めていく。たぶん20日くらいかかる。

3周目も20日くらいかける。3周やればちょっとは身に付くんじゃないかな。

 

旅行先で現地の人と現地の言葉でコミュニケーションが取れれば最高だけど、実際そんなシチュエーションにはならないかもしれない。

観光地だし、英語の方が意思疎通しやすいかもしれない。

現地の人が話す内容なんて聞き取れないだろうし。早くて砕けた言葉だからそもそもなんて言っているかわからないし、語彙力も足りない。

街中の看板やレストランのメニューがちょっと理解できたり、耳に入ってくる現地語の断片が少し聞き取れる、このあたりが目標かな。

 

学習ルールとしては、毎日かならず3カ国語やる。

イタリア語、スペイン語、フランス語、それぞれ文法と会話の参考書を買ったので、計6冊を必ず開いて読む。

家事も育児もあるし用事や行事もあるので、毎日きっちり学習時間は確保できない。

でも、1ユニットだけでもみてみよう、と行動すれば、結局4ユニットくらい読むので、本を開いて少しでいいから読むという習慣をつける。

 

3カ国語のそれぞれの参考書のユニット数は以下の通り。

・イタリア語 文法24ユニット 会話22ユニット (計44ユニット)

スペイン語 文法24ユニット 会話40ユニット (計64ユニット)

・フランス語 文法29ユニット 会話50ユニット (計79ユニット)

 

フランス語がユニット数多くて大変そう・・・。

読み方も話し方もフランス語が一番難解なイメージ・・・。

 

途中で挫折するかもしれないけど、とにかく今日1日だけやってみるって精神で続けたい。

ブログもダイエットも地道な継続が必要。

それに加えて語学も地道な継続が大事。

旅行を楽しむために決めたことだけど、大人になって仕事以外で勉強するなんて初めてだ。

長い人生、教養を深めて視野を広げることって大切よね。

歳をとるほどに挑戦しなくなって心身ともに凝り固まっていくのは怖い。

この語学学習がきっかけになって自分の興味や関心が新たな方向に向かっていけばいいな。

 

このあとも少し参考書を読んでから寝ます。

おやすみなさい。