ブログを始めるきっかけ

ブログを始めようと思ったきっかけについて。

 

1.日々感じたことを文章にして残したい

育休中で家事と育児に追われる毎日。

日々感じた些細なことや、過去の思い出、これからの目標など

言葉にして残していきたい。

後から見返して「あ〜こんなこと考えてたな」と振り返られるようになりたい。

今は当たり前に思えることでも、時間が経つと記憶の彼方にチリとなって

消えていってしまいそうで、少しでもこの一瞬の感覚を残したい。

毎日写真は撮って画像や映像はデータに残せるけど、感情や思考まで残せない。

飽き性の自分がどこまでできるか疑問だし三日坊主で終わるかもしれないけど

1日1記事アップしていきたい。

言っちゃったよ。大丈夫か?できそうにないな。でもやってみよう。

 

2.いろんなブロガーさんに助けられている

調べたいことを検索するとき、ブログから情報を得ることが多い。

検索エンジンでそのままワードを入れると広告記事ばかりになるし

特定の企業や商品を持ち上げるようなサイトは信用できない。

個人のブロガーさんの体験だと一消費者としての本音みたいなものを感じるし

恣意的に誘導しようという意図がない場合が多いのでとても参考になる。

読んでいくと文章が面白くていつの間にか過去の記事も全部読んでみたり、

ブックマークしたり、新しい記事がないか毎日訪問するようになったブログもある。

文才のある方のブログは読んでいて楽しいし、絵が上手い方のブログも好き。

インターネットという広大で商業的な宇宙の中で、画面の先にひとりの確かな人間が

現実の人生を送っているのが垣間見える感じが良い。

SNS全盛の今、ブログなんて流行らないと思うけれど、ブログには押し付けがましさがない。

Xも好きでよく見るけど、短文で伝えるには齟齬が生じることが多いし、バズるためにキャッチーで煽情的な文言が溢れていてそこらじゅうで炎上。殺伐としていて嫌になる。

おすすめ機能があるので見たくもないポストが強制的に目に入る。

世間の注目を把握するにはピッタリだけど、心が荒むことが多い。

その点、ブログはとにかく落ち着いている。

基本的には書きたい人が書いて、読みたい人が訪問して読む。

そこには強制もないし、互いの自立した自由がある感じがする。

ブログも炎上することがあるかもしれないけど、荒れることが多いブログは私は好きじゃないので見ない。

長文で表現できるので誤解や読み違いも少ない気がする。

前後の文脈や、書いた人のパーソナリティーがブログだと理解しやすい。

好きなブログは定期的に全部読み返したりしたくなる。

エッセイ本を読んでいるようでもあるし、小説を読破したような読後感もある。

古いブログはアクセスできなくなってしまったりしていて悲しい。

長く続けている人のブログを毎日巡回するのが密かな楽しみ。

 

自分のブログもいつか誰かの役に立ったり、読んで共感してもらったり、

誰かの密かな楽しみの一つになったらいいな。