私は37歳、会社員、育休中。
夫は40歳、会社員、フルタイム勤務。週2日くらいは在宅勤務。
第一子である長男は現在生後9ヶ月。
子どもはできれば2人ほしいので9月頃から妊活開始予定。
そんな私のルーティーン。
〜平日編〜
7:30〜8:30頃 起床 離乳食作り 洗濯 ご飯炊く 花に水やり
9:30頃 離乳食食べさせる 洗濯物干す
10:00頃 息子ハイチェアに座らせて床掃除 英語の歌YOUTUBE流す
10:45頃 朝食
11:00頃 おむつ交換 絵本読み聞かせ のんびりタイム
12:00頃 粉ミルク240cc飲ませて息子昼寝
息子が寝たら自由時間 スマホいじったり動画見たり寝たりごろごろ
14:00頃 昼食 息子起床 離乳食作り
15:00頃 離乳食食べさせる 洗濯物取り込んで畳んでしまう
16:00頃 買い物ついでに散歩(行かない日もあり)
17:00頃 夕食 おむつ交換
18:00頃 粉ミルク240cc飲ませる 息子夕寝したりしなかったり
息子が寝たらまたゴロゴロ
電気も消してテレビも消して真っ暗なのでほぼスマホいじり→うとうと
20:00頃 息子沐浴、そのあと自分もお風呂
21:30頃 粉ミルク240cc飲ませる
22:00頃 夫帰宅、親子3人コミュニケーション
23:00頃 息子就寝 私はブログ書く
1:00とか 就寝
我が家は赤ちゃんの起床・就寝時間や食事の時間とかはあまり厳格に決めていない。
長い人生の中で完全に自由に24時間を生きられるのって保育園に入るまでの1、2年前後しかないからせめてそのくらいは伸び伸び好きなようにさせてあげたい。
それに、思い通りにならない存在(=赤ちゃん)に対してルールを作って守らせるというのが母である自分にとってのストレスになりそうだし、成り行き任せが合ってる。
とはいえ一応、食事・排泄・睡眠の時間や内容は記録しているし、大まかに見て問題がないかは常に把握している。よく寝てよく食べてちゃんとお通じもあって、機嫌よくて元気そうならそれでいいじゃない。
ま、今後保育園に入ったり生活リズムが変わる際には順応させなきゃいけないけど。
それまでの間はのびのびやっていこうと思う。
夜中の対応はどうしてるかというと、寝かしつけ&夜泣き対応は夫に一任しています。
23時過ぎたら私は寝室に行って寝るなりスマホいじるなり完全な自由時間。
夫がリビングで息子を布団に寝かせ、夫自身はソファで就寝。
息子は最近はだいたい23時〜5時くらいまでは寝てくれることが多くて、明け方ぐずって夫が息子を抱っこしながら朝を迎える感じ。
週に1回くらいはなかなか寝つきが悪くて深夜何回か夜泣きするみたいだけど、夫がきちんと対応してくれていて、感謝感謝。
夜中の対応が夫のワンオペ状態になった経緯・・・
私は産後1ヶ月ほど実家に里帰りしていて、里帰りの間も夫は週2回くらい会いに来てたんですよ。今の自宅と実家は1時間あれば行ける距離なので。
産後のホルモンの乱れにより情緒不安定な上、頻回授乳できちんと眠れていない私は常にイライラピリピリ。夫が会いに来ても歓迎できず何かと噴火していまして。
1ヶ月経って実家から自宅に戻った日の夜、赤ちゃんが泣いて私が起きて授乳してる横で、グースカ寝てる夫をみてカッチーンと来てしまいまして。
「10ヶ月間、辛いつわりにも耐えて、常に耳管開放症で声出すと不快で、最後の1ヶ月は寝返りも打てず夜も寝られず、とにかくしんどい上に帝王切開で出産して、太って体型も変わって肌も髪もバサバサ、傷口痛いし悪露も出るし胸も張って肩も凝る、1日中子供の世話で自由に食事も食べれない、子育ての正解もわからない中、毎日が試行錯誤で、不安や心配事も抱えながらこの1ヶ月過ごしてきてるんだよ。あなたは妊娠も出産も経験せず、キャリアも中断せず、この子が産まれる前とほとんど同じ暮らしをしているよね。一緒に親になりたいのなら、もっと責任を持って育児に関わらないと、これからもっと差が開くよ。日中仕事で育児できないのならせめて夜くらいは育児してよ。私、まとまった睡眠を取れていないと頭がおかしくなっちゃう。寝不足のまま朝を迎えると子供も可愛く思えないし、ストレスに耐えられない。明日から夜はあなたが子供を見て。私は1人で寝室で休む。」
というような内容の話を上記の100倍きつい言葉で伝えた。
夫は反省したようで、次の日から今日に至るまで、ずっと夜の面倒をみている。
このエピソードを家族や友人に話すと、「鬼嫁だね〜」とか「旦那さん昼間仕事して疲れてるのに可哀想」とか言われる。確かにそうかもしれない。
でも、本当にそうなのか?
我が家は共働きでお互いフルタイムの社員だ。
私は当然育休を取るが、夫にも1年とは言わないが1ヶ月くらいは育休取ってたら?とすすめた。
今のご時世、1ヶ月くらい育休取得できるはず。
激務で男性の育休なんて数年前まではゼロだった私の会社でも、最近は数ヶ月育休取得する男性社員が増えている。
夫の会社は私の会社よりも社員数が多いし、IT業界なので企業文化も古くはない。
妊娠初期は夫も「上司に相談してみる」とか言ってたのに、結局「人手不足だから今は休まないでほしいと言われた。」とのことで育休は無しに。
それなら2週間でも1週間でもいいから有給を取ってサポートしてよ、と言っても、代わりがいないからという理由で有給もなしに。
この時点で私としてはかなり不満だった。
男と女で妊娠出産の負担度は大きく違う。男は射精するだけ。女は10ヶ月間、身体の変化に伴うあらゆる不調と戦わなければならない。出産自体も全治3ヶ月の交通事故と同程度の傷を負うという大仕事。命を落とす危険もある。新しい命を一つ生み出すために、女は無数の「痛い」「辛い」を耐える。そして、出産後、ガタガタの体で24時間耐久レースが始まる。吹けば消えてしまいそうな小さな命のともし火を、全身全霊で守り抜くという責任重大な任務。おっぱいは足りているか、おしっこ・うんちはきちんと出ているか、寝てる間に窒息しないか、暑くないか寒くないか、自分が一瞬でも目を離したら、取り返しのつかないことになるのではないか。後陣痛でお腹は痛み、帝王切開の傷口も痛み、立ち上がったり座ったりという動作が素早く行えない。シャワーを浴びる時は帝王切開の傷口のテープを貼り替え、悪露のナプキンをつけ、ブラジャーには母乳パットをつけ、肌を保湿し、髪を乾かす。満身創痍だな、と毎日思う。
男が妊娠・出産できないのは性差であって、女性差別ではない。これはもちろんその通り。
でも、女性が命懸けで子を宿して産んだのだから、生まれたら今度は男性が命懸けで子を育ててくれてもいいじゃない。
私、10ヶ月頑張ったよ。うち8ヶ月は仕事をしながら頑張ったよ。
だからあなたはこれから頑張る時だよ。
育休取らせてくれない会社が悪い?人手不足の会社が悪い?
確かに部分的にはそうかもしれない。でも、昨日の今日で子供が産まれたわけじゃなくて、9ヶ月くらい猶予はあった。根回ししたり交渉したりして有給くらいは取れたはず。それをしなかったのはあなたでしょ。
不可抗力はあったにせよ、仕事を続けるという選択をあなたが決めた。
であれば、仕事をしながら可能な限り育児をしてよ。
「産後の恨みは一生」だよ。今考えを改めないと、私たちの間に深い溝ができてしまうよ。
そうして、夫の夜勤専従が決まった。
夫は元から細切れの睡眠でも合計で眠れていればそこまでしんどくないタイプ。
加えて我が子大好きの子煩悩なので、可愛くて仕方のない我が子が夜泣きしていても全然イライラせず対応してくれる。
フルタイム勤務なのに平日も土日も夜子供を任せられるというのは、かなり優秀な夫だと思う。私はこの恵まれた環境に感謝しなくちゃいけない。
世の中の大半のママは夜中も対応しているってまじですごすぎる、尊敬。
でも、それが世の中的な標準というか当たり前になっちゃってるから、私みたいなパターンもあるよ、珍しくないよ、結構いるよっていう世界になればいいな。
子供の心身の発達にとって一番大事なのは、食生活でも睡眠でも教育でもなく、母親が機嫌のいい家庭だ、みたいなことをよく聞くけど、本当にその通りだと思う。
夫が夜中見ていてくれるおかげで、私は夫のことを父親としても尊敬することができるようになった。「なんで私ばっかり」と思わなくてよくなった。そしてそれにより、「いつも朝から晩まで仕事大変だね」「あまり無理しすぎないでね」「今日も家族のために頑張って働いてくれてありがとう」という気持ちを持つことができるようになった。
毎日気持ちよく過ごすことができる、これが些細な、でもとても大切な、幸せなのだと感じる。
明日も素敵な1日でありますように。
楽しみ、楽しみ。